野花に咲く花々は、自由奔放でタフ。でも可憐で愛しい存在。女の子も同じ要素で成り立っていると思う。少女から女性へと成⻑する過程で溶かしていくであろう奔放な感情やそれを認める素直な心が彼女たちを形づくる魅力のひとつだ。
ヒロインズは女の子の完璧ではないところに愛を示し魅力として伝える模様ブランドである。
コンプレックスやプライド、執着といった感情を花のモチーフで描き、模様に展開した。
女の子はなぜ花柄を着るのだろう。ひとつは、可憐さやあざとさをつくること。また、その人の魅力を華やかに引き出すこと。さらに、お気に入りの模様を身に纏うことで高揚感が高まり心は強くなる。
ヒロインズの花柄は女の子の本心を花柄で隠しながら魅力的に見せると同時に女の子の「カワイくありたい」という思いも含まれている。
女の子たちが愛しい存在であると気づくきっかけになりたいと私は思う。