2019
中村彩花
machi
私たちが生活している街。高いガラス張りのビル、古びた壁、街灯、電信柱。
人々はそれらの風景を普段気にもせず、せわしなく街を歩いていく。素通りしていく。
しかし、気づきにくいだけで実はそんな街の中には魅力的なものがたくさん溢れている。
今回私は街を” テクスチャ” として見ることによって、普段価値があまりないとされるものや見向きもされない、邪魔とされるようなものから魅力を見出したいと考えこの模様を制作した。ビルをビルとして見ずに、色や模様、テクスチャとして見ることによって普段見ている景色が少し変わってくるかもしれない。この模様を見た人に街の魅力を共感してほしい。
そしていつもと違う新しい視点を提案できたらなと思う。
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