Kyoto Seika University MOYO Project

2018

松浦碧希

そこへは行っていないのに、なぜかその場所に包まれているようなそんな暮らしを作る模様。そんな模様と向き合ってほしい。
ものは海を漂い浜に着く。貝殻も、流木も、割れたお皿の破片も全て一つになっていく。そのものたちを拾い、集めた。 人の手で作られた空き缶だって、飛んでいたカラスの羽だって最後は全て自然にかえる。それはあまりにも壮大なことのようで、いつもの身近な場所にも感じられること。儚くて美しいもの。人も自然だと気付かされたとき、世界が心地いいと感じる。

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