2016
久保悠香
TOKI: 線の机
TOKI: 点の机
上から下へ落ちる、右から左へ動く。落ちた跡が点になり、動いた跡が線になる。それは当たり前のことで、意識を向けなければわたしたちは気に止めることもなかった。美しいものもそうだと思えるこころがなければ、美しいものにはならなかった。
世の中にはたくさんの人がいて、それだけの価値観が存在している。それらは、ものとものの間に何も見ることができない様に、目には見えない。わたしはそんな感性を表現しようと試みた。いいな、と思った感覚の痕跡を視ようとした。
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